留守番が苦手な犬のために

愛犬といつも一緒にいたくても、どうしてもお留守番をしてもらう状況は避けられません。お留守番が苦手な犬は多いですが、ひとりぼっちで不安な気持ちが和らぐよう、お留守番に慣れるためのポイントをまとめました。

 

犬はお留守番が苦手

犬は集団生活を好みます。犬の祖先が野生で暮らしていた頃から、群れを作り仲間同士で行動していました。
そのため犬は集団の中に身を置くことで、安心感を得られるようになっています。
人と暮らすようになった犬は、飼い主のことを群れの仲間と考えているので
一人残されてお留守番をするということは、「群れ」からはぐれていると感じてとても不安になってしまうのです。

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上手にお留守番させるには?

上手にお留守番をさせるためには、犬がひとりで過ごす時に感じる「不安な気持ち」を和らげてあげることが大切です。

たくさん動いて発散させる

犬は1日12時間以上眠ります。留守番中もたくさん眠っていれば不安や寂しさを感じることが少なくなります。なので留守番をする前には、普段より長い時間をかけて散歩をしてあげましょう。エネルギーをたくさん発散できるので、留守番の間ぐっすり眠ることができます。
散歩に行く時間がない場合は、引っ張りっこなどをしてエネルギーを発散させてあげましょう。 

特別なおもちゃやおやつ

犬が留守番をする時に重要なのは最初の15分と言われています。それさえ乗り越えられれば、後は落ち着いて過ごせる傾向にあるので、その時間に何か夢中になるものを与えてみるのもおすすめです。
留守番の時には、ふだん使えないような特別なおもちゃを与えてみるのがおすすめです。
コングやバスターキューブのような、中のおやつを少しずつ取り出しながら食べられるようなおもちゃならば効果は大きいでしょう。
また、特別なおもちゃやおやつを貰えるので『留守番=いいことがある』と覚えていくようにもなっていきます。


出かけるときはコッソリ出ていく

愛犬を残して出かけるときに「いってきます」などの声をかけたくなってしいますが、心を鬼にして我慢しましょう。
「いってきます」と声をかけるれるたびに犬は「今からお留守番しなきゃいけない」と思い不安になってしまいます。
心苦しいですが、おもちゃ等に夢中になっている間に、気付かれないようにでかけましょう。

 

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分離不安症に気をつける

犬にとって基本的にお留守番は苦手なものです。しかし、犬によっては、ひとりぼっちになることに対して過度の不安を感じてしまうことがあります。
これは「分離不安症」と呼ばれる心の病で、極端な無駄吠えや破壊行動、また下痢や嘔吐などの症状が現れます。原因は留守番中のトラウマや飼い主との距離が近すぎること等が挙げられています。もし、心当たりがある場合は素人では判断が難しいので、行動学を専門とする獣医師に相談してみましょう。


 

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